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私の高配当株の見方(はじめての方へ)

これは「この銘柄を買いましょう」というおすすめではありません。運営者が高配当株投資を15年ほど続けてきた中での、「私自身はこう見ている」という個人の経験と考え方です。

投資の基準は人によって違います。実際、同じ高配当株投資をしている私と妻でも、銘柄を選ぶ基準はかなり違います(後で触れます)。なので「これが正解」ではなく、「ひとつの見方」として読んでいただければと思います。

まず、私自身の一番多かった失敗

始めたばかりの頃、私は「配当利回りの高さ」だけで銘柄を買っていました。利回りが高いほどお得に見えたからです。ですが、その後に株価が下がって含み損を抱える、というパターンを何度も繰り返しました。

今振り返ると理由はシンプルで、利回りが高いのは「株価がすでに下がっているから高く見えている」ことが多く、それは市場がその会社の先行きを不安視しているサインだったりするのです。

誤解のないように書いておくと、私は配当利回りを軽視しているわけではありません。むしろ逆で、私が投資をしている目的は「配当を受け取ること」なので、利回りは銘柄選びの一番最初の出発点です。失敗だったのは「利回りの“高さ”だけ」で判断していたこと。それ以来、私は利回りで絞り込んだうえで、「その配当がこの先も続きそうか」「会社の財務は健全か」「そもそも株主還元に積極的な会社か」まで確認するようになりました。

大事な前置き:「安心度 A〜D」は“買いの印”ではありません

このツールでは各銘柄に「安心度(A〜D)」が付きますが、これは過去の財務と配当実績から見た“目安”であって、買い推奨ではありません。正直、安心度 A でも私が買いたいと思わない銘柄はありますし、B や C でも納得して持っている銘柄もあります。私はこのグレードを「最初のふるい」として使い、最後は自分の目で銘柄の中身を見て決めています。

私が詳細画面で必ず見ているグラフ

銘柄をクリックすると、詳細画面で「配当の推移」「営業キャッシュフロー(本業の稼ぎ)」「現金等」のグラフが見られます。私はここを必ず見ます。私の理想は、これらが「右肩上がり」の会社です。配当も、本業の稼ぎも、手元の現金も、年々増えている会社が理想です。

ただ、現実にはきれいな右肩上がりの銘柄はほとんどありません。どの会社も、多少は増えたり減ったりします。問題は「その“多少の増減”を、どこまで許容するか」です。ここには正解がなく、投資家それぞれの判断にゆだねられる部分だと私は考えています。

参考までに、我が家の場合
・私:多少の増減には目を瞑ります。ただし「赤字(本業の稼ぎや利益がマイナス)」は許容しません。
・妻:基本的に、グラフが右肩上がりの銘柄しか買いません(私より厳しい基準です)。

どちらが正しいということはありません。大事なのは、自分が安心して持っていられる基準を、自分なりに持っておくことだと思います。

私の選び方の順番

私の投資の目的は「配当を受け取ること」です。だから配当利回りは蔑ろにできない、いちばん最初の出発点です。そのうえで、「その配当が続くか」「還元に積極的な会社か」を確かめていく、という順番で見ています。

ステップ1:まず利回りで絞り込む

私はまず配当利回りで銘柄を絞ります。いくら財務が優良でも、利回りが低い銘柄は基本的に買いません(目的が配当だからです)。ただし例外があります。今の利回りは低めでも、増配率(配当を増やすペース)が継続して高い銘柄は、数年先の利回りを見越して買うことがあります。

ツールでの確認:利回りの列/ランキング/増配率の列

ステップ2:その配当が「続くか」を確認する

利回りで絞ったら、次に「その高い配当が、この先も続くものか」を確認します。ここを飛ばして利回りだけで買うと、私のように含み損を抱えます。

ステップ3:そもそも株主還元を大事にする会社か

財務が優良でも、会社の方針として「株主への還元を重視していない」企業があります。十分に利益が出ているのに配当に消極的な会社は、配当が目的の私の方針とは合わないので買いません。

ツールでの確認:配当性向・配当の推移

補足:高すぎる利回りには注意します。極端に高い利回りは「株価が下がっている=市場が不安視している」サインのことがあり、安さには理由があります。連続増配・配当維持は、ステップ1〜3の“結果”として表れるもの、という見方をしています。

最後に

ここに書いたのは、あくまで「私はこう見ている」という個人の経験です。おすすめでも、正解でもありません。そして、この見方をしても投資の失敗が“なくなる”わけではありません。あくまで、よくある失敗(利回りだけで買って含み損、という私自身がやった失敗)を“減らす”ための工夫です。

基準は人それぞれで、私と妻でも違います。最初から完璧な基準は持てません。いくつか銘柄を見ているうちに、「自分はここは許せる/ここは無理」という線が少しずつ見えてきます。その、自分が納得して持てる基準を育てていくのが、遠回りなようで一番の近道だと私は思っています。

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本ページは運営者個人の経験・見解であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。掲載の数値は概算・参考値です。投資にはリスクがあり、元本割れや減配の可能性があります。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。